DMのDNAテストが開始されました

コーギーにもよく見られる進行性の脊髄疾患DM（Degenerative Myelopathy）
の変異DNAの特定に成功し、ＤＮＡテストがアメリカで開始されました。

ご自分の愛犬にこの病気のDNAが無いかテストしてみてはいかがでしょうか？
（メンデルの法則をご存知の方もいらっしゃると思いますが
変異DNAがあるからと言って必ず発症するわけではありません）


■ＤＭとは？
シェパード、ウエルシュ・コーギー、アイリッシュセッター、
チェサピークリトリーバーなどに多く見られる
老犬に見られる脊髄の進行性の病気です。
一般的に９～１１歳ごろに発症し、まず後ろ足に運動障害が起こります。
その為犬は足を引きずったり、ひっくり返ったり、足をクロスする事もあります。

病気が進行すると四肢が弱くなり、膝が曲がり立っているのすら困難な状態に。
症状がヘルニアに似ている為、ヘルニアと誤診されることもあるようです。

ＤＭが発症すると治療は病気の進行を止めるか（現状維持）
進行を緩やかにするかしかなく完治は望めません。


■DMのDNA検査
http://www.caninegeneticdiseases.net/DM/testDM.htm
（英文です、ごめんなさい訳せません･･･）

費用は１頭当たり＄６５で多頭割引はありません。

ただ以下の条件に当てはまる場合は無料で検査を受ける事ができます。
http://www.caninegeneticdiseases.net/DM/resrchDM.htm

１．獣医または獣医の神経科医で、DMではないかと推定診断された犬（全犬種）

２．特定の犬種（ボクサー、チェサピークベイレトリーバー、
　　フレンチ・ブルドッグ、ペンブローク･ウェルシュ･コーギー、
　　ローデシアン・リッジバック）で、１０歳以上の犬。


申し込みはこちらからできます
このページの一番下にある「Order OFA DNA Test」をクリックすると、
申込画面のページが出ます。